恐るべし、実妹!!
今週のお題「人生最大のピンチ」
今週のお題はなんぞや、と確認してみたらこちら。
ふと過去の記憶を巡らせてみましたが、うん、これといって…。
もちろんのダメも波乱万丈とまではいきませんが、平凡な人生の中にも紆余曲折ありました。
だけど【最大】と言えるほどインパクトのある出来事はそうなかったと思います。
最大でラッキーなことが浮かばないように、ラッキーとピンチで相殺されてるんだと思います(笑)
が。
あえて語るのであれば、1つ。
遡ること38年前くらいになるでしょうか。
小学校に上がる前です。
のダメにはトシゴの妹がいます(あ、もう一人妹もいて三姉妹なのですが)
当時のダメも妹も保育園に通っていました。
今は三女が住み二世帯になった実家ですが、当時は小さな平屋。
そして小さな庭の前には、保育園に続く細い道路がありました。
割と長い期間、その道路は工事をしており、道路の真ん中に数メートル掘り起こした部分がありました。
子供ながらにですが、かなりの深さ【穴】が空いていたように思います。
もちろん侵入できないようにカラーコーンだったか、なにかバリケードのような物はあったと思います。
けして綺麗に整備されているわけではない狭い道路。
掘り起こしたあとのものなのか、砂利やら石がバラバラと周囲にはあり、その道を歩くのは子供には危険だったと思います。
工事関係者が悪いのか、妹が悪いのか…。
いえ、妹が悪いんです。
ある事件が発生しました。
外からけたたましい妹の泣き声。
父「なんだこれっ!? 血だらけじゃねーか!!(口悪い)」
(当時タクシー運転手、夜勤明けで自宅にいた)
頭から血を流した妹、頭を抑えつつ玄関で叫ぶ。
妹「あーちゃんがやったぁぁぁ」
のダメ「!!!!!?????」
(あーちゃん=のダメ。今でも呼ばれる、姉妹間の呼び名)
父が妹を抱える。
妹の意識があったからか、確か救急車は呼んでいなかったように思います。
父が車で病院に連れていき、その間のダメは父が連絡して帰ってくる母を待っていました。
母が帰ってきました。
帰ってきた早々玄関から大きな声で何か言っていました。
何を言っていたかはわかりません。
だってのダメ。
布団をかぶって隠れていたのですから。
えー。
齢4.5歳の妹に、冤罪でハメられたんです。
事の真相はこう。
父が夜勤明けで寝ている間、妹とふたりで外で遊んでいました。
庭では足りず外に飛び出し、工事中のため車通りが少ないことをいいことに道路で遊んでいました。
『どっちが高く石を投げられるか競争』
あのバカ…もとい妹の番になり、空に向けて石を投げます。
自分の真上に。
この直後の記憶はありません。
血が苦手なのダメは、記憶から抹消したのでしょう。
ただ、これだけは覚えている!!
そして血相変えて帰ってきた母に、布団の中から泣きながら何度も叫んだのです。
「あーちゃんじゃない!! ゆか(妹)がやった!!」と。
バカ…もとい妹のケガは2.3針縫うくらいの怪我で、その日のうちに帰ってきました。
そして
「だって怒られると思ったんだもん」
と、のダメを犯人に仕立てた真相を語ったのです。
この話、当人達が40過ぎたおばちゃんになっても、たまに家族が揃うとなにかの拍子に昔話として語り継がれています(苦笑)
あれは、最大のピンチでしたね。
こっちこそ「怒られる!!」と思いましたから…。
あんな血だらけにして、病院にまで連れて行かれる一大事。
でっちあげだからこそ、ピンチでした(怒)
あのクソやろ…もとい妹も、今では可愛い甥っ子姪っ子を産んでくれた二児の母。
昨年11月くらいから会ってないけど、元気かしら?(甥っ子姪っ子が)
今度会ったときにはあえてこっちからこの話を振ってやろうか。
甥っ子姪っ子にも、君らのかーちゃんはこんなヒドイやつだと教えてやらねば。
といっても、泣きながら布団の中で無実を訴えた自分の話も露呈することになるので、今ではお互い恥ずかしい笑い話(笑)
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